神嘗祭 皇位継承にともなう祭祀も続々 Blog
伊勢神宮では10月16日外宮、17日内宮と神嘗祭が奉祭されました。
神嘗祭は6月、12月の月次祭とともに三節祭と呼ばれる最も由緒ある大切な祭典です。神嘗祭前夜には由貴大御饌がおこなわれ、神に新穀を供え、実りに感謝し、五穀の豊穣、国家の安泰、国民の平安を願います。また、皇室からは勅使による奉幣をたまわります。前日には今年収穫された米が神領民の手によって五十鈴川で清められる初穂曳がおこなわれ神宮へ奉納されました。 神嘗祭は引き続き摂社、末社をふくむ神宮すべてのお社でおこなわれます。
今年、10月22日は祝日です。改元にともない天皇陛下が即位を内外に宣言される即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀が実施されます。11月14日、15日には皇位継承に際する重要祭祀である大嘗祭(だいじょうさい)が皇居にておこなわれます。 その後、陛下は22日、23日には伊勢神宮での親謁(しんえつ)の儀にのぞまれます。
平成の即位のときに行われた親謁の儀では天皇陛下ならびに皇后様は馬車に乗られて儀式にのぞまれたそうですが、さて今回は馬車に乗られるのでしょうか。このあたりも興味深いところです。