10月 神宮の神嘗祭、伊勢まつりが開催されます Blog

伊勢神宮では年間で最も重要な神事、「神嘗祭」が10月16日に外宮、17日は内宮で奉祭されます。
それにともない恒例の伊勢まつりが今年も 10月12日(土)、13日(日) の2日間、各出店イベントやパレードが伊勢市内中心部（伊勢市曽祢周辺）で開催されます。

「神嘗祭」とは、その年に収穫された新穀（初穂）を神前へ奉り感謝する祭祀にあたります。
節目にあたるこの神嘗祭では御装束、神器具も一新されるので神宮の正月とも呼ばれており、11月に宮中で行われる祭祀、新嘗祭よりも一ヶ月前に行われるのですが、まず10月の神嘗祭で天照大神へ新穀を奉献しその年の豊作に感謝します。その新穀を宮中で天皇陛下が自らいただく儀式が11月の新嘗祭となります。

10月神嘗祭、11月新嘗祭ともに祭祀が行われている期間、各地の農家から奉献された初穂（稲穂）が外宮内宮両正宮の内玉垣にずらりと並べられ、神嘗祭では天皇みずからが宮中の御田でお刈り取られた懸税（かけちから）も御垣内に懸けられていますので、これはこの時期にしか見ることができないかなり貴重な光景です。

11月23日は勤労感謝の日として祝祭日に指定されています。
この日は宮中で重要祭祀である新嘗祭が開催されるから祭日になっているということをご存知でしたか？
じつは明治期から昭和22年までは10月の神嘗祭の日も世の中は祝祭日だったんですよ。

みなさん、今年も五穀の豊穣に感謝てし新穀をいただきましょう！

伊勢まつりの詳細は下記　↓

https://www.city.ise.mie.jp/machi/community/isematsuri/1017198.html
伊勢まつり実行委員会事務局